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九州の木を使ったリノベーション

 自宅を改装しました。建築設計という仕事をしながら、自宅のこととなるとついつい後回しになってしまうんですよね。奥様から愛想をつかされる前に思い切って改装することにしました。

 マンションの1階は、湿気との戦いです。これは、宿命かもしれません。この結露を少しでも防ぐためにポイントを絞って改装しました。ひとつは、断熱性能をあげること。もうひとつは、ある程度の湿気は、材料に吸収してもらうということ。この2つのポイントを重要視しての改装です。ちょうどこの改装をしようと動いていたとき、『住宅エコポイント』が実施されるということになり、この断熱工事もポイントの対象だということがわかりました。
とてもラッキーなことで遠慮なく申請することにしています(笑)




▲畳の下のカビ。湿気がひどい




▲押入れ解体後。湿気というより水がたまってました。



断熱工事終了後

 断熱材はセルローズファイバー吹付を採用しました。また、仕上は、石膏ボードにシラス壁(株式会社 高千穂)、押入の壁、床は杉板を張っています(小国杉を使用)。すべての材料に吸放出できる材料を選定しました。